お絵かき算数ドリル

今まで、数学の文章題を生徒に考えさせる時、文章を図にするように指導してきました。生徒の中には、簡単な略図にする生徒や、逆に学校や家をイラストにして描いたりする生徒がいます。イラストにして描いても、そのイメージと解き方が結びつけば記憶されるので、原則OKとしています。

ただ、文章を図にすることが全くできない生徒も存在します。特に小学校で「計算」を反復して訓練してきた生徒に多く見受けられます。式がたてば計算は速いのですが、考えることは苦手です。「このままではまずい、この状況をなんとかできないか」とずっと思案してきましたが、先日「お絵かき算数ドリル」という教材にめぐり会いました。

この教材は考える力を養成するために、小学校低学年から算数の文章題を絵に描く訓練をしていくもので、スピードや正解したかより、どのように考えて絵にしたのかを重視するものです。早速、導入することに決めました。「そろばん」で右脳を活性化させ、イメージする能力を上げてから、絵に描いてアウトプットするということで相乗効果が期待できます。

講座の開講にはもう少し時間がかかりますが、準備を進めていくつもりです。興味がありましたらお問合わせください。また今後ホームページでも告知していく予定です。