鉛筆の持ち方が直らない

当教室には、正しく鉛筆を持てない生徒がたくさんいます。昨年から気づくと注意をして、その時は正しく持つのですが、すぐ元に戻ってしまいます。

「どうして直らないのだろう」と考えていましたが、「注意を受けるのが私からだけ」ということが直らない原因だと判ってきました。生徒に聞くと「学校でも家でも言われない」との事です。学校や家庭で注意されなければ、学校の先生やお母さんが持ち方を認めたと同じことです。たとえは違いますが、昨日の新聞にも「選挙の投票に行かないことは、無効になるのではなく、選挙結果を承認していることだ」と書いてありました。

私以外の関係する大人達が、間違った持ち方を承認していては、正しく直す事は難しいと思います。来週から保護者面談を行うので、その席で協力してもらえるように話してみることにします。