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ドゥ・ボヌール107
Eテレで放送している「テストの花道」という番組があります。
先週の内容は、ノートの取り方についてのお話しでした。授業は「歴史」だったのですが、ノートの取り方で2つのグループに分けて、授業後にテストを行い、ノートの取り方の違いによる点数の差異があるかを検証していました。
1つのグループは、先生が黒板に書いたことだけをノートに写すやり方(一般的)で、もう1つのグループは、黒板に書かれたことに、先生の言った事や自分の感じたことなどを補記するやり方です。テストの前に、ノートの見直しをさせてからテストを受けさせていました。テストの結果は、穴埋め問題ではあまり差はつきませんが、記述式の問題になると、黒板だけを写したグループはほとんど点数が取れませんでした。
この違いは、ノートを見て授業が再現できるかどうかによるものだそうです。黒板には単に年号や事象など重要な項目が書かれますが、そのつながりや背景は先生が口頭で説明するので、黒板を写すだけでは、記述式の問題に対応できません。入試では記述式の問題が増えてきているので、その対応はとても大切です。
また脳の働きも、黒板を写すだけでは、脳のワーキングメモリーはほとんど働いていませんが、先生の言葉や自分の考えを補記するグループは、ワーキングメモリーが働いていました。さらに集中力がアップし、時間が短く感じられるメリットもありました。
良い事が多いこのノートの取り方は、塾生に指導していきます。またこの番組は録画したので、一度みんなに見せたいと思います。
良く考えると、「すらら」は学校で先生が口頭で説明している部分は、音声による説明と動画が出てくるので、このやり方に近いと感じました。みんなが判り易いと言うのも納得です。
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