塾選びは慎重に

当教室の回りには、たくさんの塾があります。私が知っているだけでも、半径1.5Km以内に20教室あります。今回はその中の一つの個別塾のお話しです。

根本的に塾の仕事をしている人は、生徒の成績を上げようと必死になっている人が多いと思うので、あまり悪いことは書きたくないのですが、塾を慎重に選んで頂くためにあえて書くことにしました。

その塾からは昨年2名が転塾して来ました。その2名の話によると、その塾の通常授業は一人ひとりが学校のワークや問題集をやります。そして「解らなかったら手を挙げて」と言われるそうです。なので自分で答えあわせをして、理解したつもりになると手を挙げません。これは当教室で言うところの「自習」です。当然「自習」ですから授業料はかかりません。授業では、常に生徒たちが理解しているのか、間違えた内容は何かをチェックし、指導していくのが個別指導なので、聞かれるまで指導に行かないということでは、生徒のことが理解できないケースも発生します。この話を聞いた時は思わず「そんな塾あるの」と言ってしまいました。生徒たちも口をそろえて「お金のムダだった」と言っていました。

当教室は幸か不幸か、スペースが狭いので、生徒たちのことが良く判ります。間違えそうなところや重要なポイントは理解しているか確認するため、必ずやり方を見ています。なのでどうして生徒をほったらかしに出来るのか理解できません。

きっと生活がかかっていない時間給の講師だったのでしょう。当教室でそんなことをやったら、あっという間に淘汰されてしまいます。